2011年7月20日水曜日

ホマレ

言うまでもなく、この数日での一番のビッグニュースは、なでしこジャパンのワールドカップ優勝!!

興奮しましたね。まだ冷め止まないですし、しばらくはこのプラスのニュースが日本を少しでも明るくしてくれることかと思います。

あぁ、感無量。
言葉で言い尽くせないものを感じます。
快挙以外の何物でもありません。

リプレーや会見や、特集見ては、
いちいち泣いてしまいそうになって、
実にめんどうくさいオンナになっています。

その昔、レベルの差は当然ありますが、
同じようにグラウンドでサッカーボールを追いかけていた
身としては、日本女子サッカーがここまで来たのか、
という喜びと、素晴らしい成果に本当に、不思議なほど、言い表しようがなく、ただ、ただ、言葉が出ませんが嬉しくてたまりません。

今どき、あんなに連帯感や一生懸命な気持ちが結束することなんてないのでは。
震災の後ということもありますが、きっと皆もあの懸命に最後まであきらめない姿に感じ入ったからこその今回の国内の大きな反応かと思います。

女子スポーツ(には限りませんが)は、選手の処遇が厳しくてパートやアルバイトをして生計を立てながらサッカーを続けてきたというような涙ぐましい話が報道で取り上げられていましたが、これで少しは改善がなされるのでしょうか…。そうあってほしいと思います。

ボールを蹴るのがとにもかくにも楽しくて、そればかり考えていた日々が懐かしく思い返されると同時に、引退間近に部員の仲間たちと将来のこと、大学に進むにあたって、サッカーを続けるのを選ぶかどうするか、と思い思いに沢山話していたことが思い返されます。

大学のチームに入って続けるか。それか、どうせ目指すならクラブチームを目指すのか。しかしクラブを受けるには、そもそも下からあがってくるすごく上手い子たちと一緒にプレーするには技術が足らないから、相当練習しないと受からないだろうし…仮にクラブチームに入れたとしても、女子チームは男子のJリーグなど比べても全然認知も低いし、選手の待遇もよくないよね…

ママさんサッカーも決して多くない時代でしたし、高校の女子サッカーから、急に先が尻すぼみに絶たれているような印象を受けたような記憶があります。

そして、結果として、私も他のほとんどの仲間もサッカーを大学では続けないことを選んでしまいました。だからこそ、同世代の澤選手みたいにずっと続けてきてあきらめなかった彼女の姿に感動するわけです。だからこそ、会見で、先輩方が築いてきたものがあるから私たちがいます、というような言葉に弱いわけです。

引退後、卒業後、サッカーボールなんてもう蹴ることないんだろうなあ、と思っていましたが、
社会人になったころから意外や意外、フットサルが日本で流行ったおかげで、
いつからかまたボールが蹴れる機会が増えました。

楽しいんだな、これが。

だいぶ女子のフットサル人口も増えましたが、たいていは男子がメイン。
でもそんな中でたまに出会う、サッカー経験者の女性には、レアな存在として、
勝手に連帯感を感じていたものでした。

あーまたボールを蹴りたいな。

今回の快挙をテレビで見た日本の女の子たちが、私もやってみたい!と
一人でもサッカーボールを蹴ってみる気になってくれたら嬉しいな。


澤選手の穂希(ホマレ)という名前がとても好きです。
まさに今回、多くの人たちに「ホマレ」を示してくれたと思います。

これからもがんばって、女子サッカー♪

1 件のコメント:

  1. 感動したよねぇ。うんうん。
    アメリカでめんどうくさい女になってました!笑

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