2011年9月9日金曜日

初メイドとの1週間目

ようやくメイドのターさんとの1週間が終えました。

一緒に過ごしていて感じること。
なにせ親世代のため、メイドだどうこうの前に、ふつうに年齢を気遣ってしまいます。ちゃんと休めてる?荷物重すぎない?とか。ガタイはいいので、体力はありそうですが…。
(今のところ)気にしてしまうこと自体は負担ではないので、親と接している感覚で、ビシバシお願い事を放り投げていますが…

とりあえずこの二日間、普段の生活の片づけ以外に、私が家にいるときは一緒に段ボールをあけてもらったので、おかげでだいぶ船便荷物が整理されはじめてきました。

特にキッチングッズ。
どうせ一緒に使うから、と思い(言い訳し)、整理を手伝ってもらいました。

自分では想像もしない食器や調理用具のしまい方などをターさんがして、彼女が整理したものを側から私が、「あーその器はよく使うから下の段に移動しよう」(茶碗を最上の棚にあげてくれた…)などと調整。

これはどこがいいかなー、と彼女の意見を聞いたり、
グラスはここにしたいー、と主張してみたり。

おかげですっかり整理されて、機能する(はず)のキッチンに日本からの道具や食器たちがおさまりました。ありがたやありがたや。とにかく重要なのは、彼女も使いやすいということ。それではじめてキッチンが機能すると思うので。

唯一場所にまだ困っているのが弁当グッズ。
なんじゃこりゃ、という感じでターさん、触ろうともしない。苦笑
それ以外のもの(子ども部屋、本棚移動など)も手伝ってもらっていたので手がまわらなかっただけかもしれませんが、うまくどこかにおさまるように週末自分で考えようかと思います。


ターさん、料理もやる気満々です。(なにせお気に入りの秘密兵器の圧力鍋も見つけたから)
昨日の夜の献立は豚とジャガイモ、玉ねぎ、白菜をあわせた簡単な煮物と味噌汁を手伝ってもらったのだけど…

見てると、どの料理も若干火を通しすぎる傾向にあり。(通ってないよりはマシか…)

私が目を離したすきに念入りに火を入れすぎ、予定していた「煮物」ではなくて「炒め物」と化してしまいました…最終形を知らないもんね…料理を教えるのって大変だぁ。

今のところ、ターさん、限られた経験から、日本食は基本的にしょうがとめんつゆもしくは味噌タレで割ればできる、スパイス少ないし簡単簡単的な微妙な認識からスタートしてますが…面白おかしくやっています。まかせきれるようになれば本当に楽だろうなぁ。

今まで彼女がくるまでは小ロットで野菜などを購入してきました。(だってすぐ痛むし、と言い訳)
家にあった野菜在庫がそもそも極々少なかったため、ターさん、昨日は「日本ではサラダとか野菜は食べないの?あなたもチーちゃんも食べないとだめよー」と心配してくれる始末。

来週一緒にINAマーケット(野菜メイン)/PIGPO(肉)の買い出しを一緒にするとし、今日は保育園のお迎えの帰りに立ち寄った近所の店で多少食材を買い込んできたら、だいぶ安心していました。

彼女も限られた食材で何か頼まれるのも不安でしょうが…心配っぷりが、親かいっ!と突っ込みたくなります。

今日の午後はチーちゃんと遊んでもらいながら一緒に子ども部屋掃除に明け暮れながら世間話をしていました。

主に家族話。3人子どもがいて(ちなみに皆、私と同世代)どんな仕事をしているか、結婚をそれぞれしていて孫が何人いるか、など。

家族のことなどはなるべく聞かないほうがいい、あとで同情から金をせびる等々など色々な人のブログに書いてあるのを目にしていたのでどうかなとも思いつつも、同じ屋根の下で活動する上でのコミュニケーションを円滑にするうえでも、現在一番身近なインド人女性ということもあり興味の上でも、インドではどうなの?というような感じで色々話をしています。

そのうちあだとなるかもしれませんが、今のところそんな話などをしながら整理を一緒にしてもらったり、夕食の準備をしてもらったりしているのは、和やかな時間です。

年上メイドはどちらがメイドかわからなくなる、と誰かから聞いたことがありますが、
言葉づかいの面だけでとらえると、どうもこちらの人々の使う英語は、意図はともかく、命令口調のものが多い気がします。そこだけでも、日本人の奥様方は指示されている気持ちになってしまうことも多いのでは。

ドライバーにせよ、メイドのターさんにせよ、

「マム、そこのファン、止めて!」(ははっ、今すぐ!)
「マム、今度低いハシゴを買ってきて!」(ははっ、買ってまいります!)

「マム、座れ」(は、はい、座らせて頂きまっす)

…みたいな。

最初は面食らいましたが、それは彼ら彼女なり(インド特有の?)の言い方であって、自分が慣れ親しんでいる英語の丁寧言葉や日本的湾曲表現ではないだけなのかも、と…近頃思うようにしています。

英語をしゃべれるといっても、ほとんどの人はヒンディかそれ以外の言葉が母国語で、英語はやはり実質の第二外国語。欧米流の流暢ではない、かつ、インドイングリッシュ的なものが存在していても当然&致し方ないと思いますし、言わんとする彼らの意図は一緒なのかな、と。

言葉のとらえ方ひとつも今までの感覚から差し引いてとらえると、一瞬むっとしそうな表現も気にならなくなります。


さて、そういえば、今日のランチもターさんにお願いしました。

ダール(インド版味噌汁)とライスと炒め物(ジャガイモとグリーンピース、カレー味)。
デザートにはオレンジを切ってくれました。

おふくろの味!って感じでホッ。
とにかく、基本的にチーちゃん仕様なので、やさしいBUTスパイスブレンドが絶妙で美味でした。
写真撮ろうと思ってたのに忘れてしまいました。今度。機会はいっぱいあると思うので。

また来週もよろしくー。

2 件のコメント:

  1. ダルとライスとサブジ!いいなああああ!
    大好きです、ジャガイモのサブジ。

    渡印前に偶然会えて嬉しかったです。メイドも決まって何より。

    ちびっこ連れで大変なことも楽しいこともてんこ盛りだと思いますが、体調にだけは恵まれますように!
    地震もあったみたいだし。
    明日もよい日でありますように。

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  2. 今日子>

    書き込みありがとう!

    そうそう、サブジ。
    ターさんもそう言ってた。
    お袋の味、って感じで美味しかったよ!

    ほんと、渡印前には偶然会えて嬉しかった!
    今までばったり偶然、なんてなかったから不思議だね。

    地震は本当に一瞬の縦揺れで、ごーって音の後にガツン、と揺れました。びっくりして心拍あがったけど、幸いこちらの耐震なんて非常にあやしい家でも持ちこたえました。

    日本では暑さは少し和らいできたかな?
    今日子もよい日をお迎えください♪

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