2011年11月9日水曜日

ディワリの名残―カシューナッツ揚げ

インドのディワリでは、皆さん互いになぜかやたらと贈り物としてナッツやドライフルーツを贈りあうのが風習らしいのですが、我々も例に違わず、シンガポール逃避行直前に立ち寄ったお店でたまたま配っていた味付き(多分辛い…)ピスタチオをもらったり、オットーも会社で配られたカシューナッツとアーモンドの詰め合わせをもらってきました。

ピスタチオの実は赤く染まっていて…手を付ける気にならなかった…

会社からもらってきたナッツは…大量すぎて、いったいどうすりゃいいんだ…という状態。

というわけで、我が家の頼もしいメイドのターさんにこのディワリのナッツ事情について聞いてみました。

彼女の説明を正しく理解すれば、ナッツは互いに贈りあって、やはり、ふつうに食すのだそう。

料理に入れたり、冬の間、食べ続けるのだとか。もともと豆料理が豊富とはいえ…どんだけナッツをここの人たちは食べるんだろうか…

で、例のピスタチオ。
ガラスの器に入った状態でもらったのですが、そのままターさんに「もらいものだけどよかったらいる?」と聞くと、嬉しそうに持ち帰っていきました。

そして、会社からもらってきたカシューナッツとアーモンドについて。
こちらはどうすればいいと思う?とまたしてもターさんに相談したら、
「あまり長く置いておくと悪くなるから揚げましょう」…とな。

え。ナッツを揚げる???

…そんなどう考えても高カロリーにしかならない健康診断赤信号的悪しき響きの行為をしようと、ターさんは平気でおっしゃるのです。

「マーム、揚げますからそれを毎朝毎晩食べるのですよ」と、健康を気遣ってくれている風にターさんは言うのですが…そんなことしたらニキビ(もう大人だから吹き出物か)と体重と脂肪増は目に見えている…

かといって、それ以外の使い道もわからないので、とりあえず、従うことに。
揚げたいなら揚げてくれ、はいはい。

で、先日。
揚がったカシューナッツ。(アーモンドは、生のまま冷蔵庫へ。ほっ。)
塩がまぶしてあり、これがまた、意外にも美味しく病みつきになる。
ダイニングテーブルの上に、いつでも手が届くようにしばらく置いてありました。

オットーが久しぶりにビールを飲む際のつまみにあったら、ボリボリと大量に噛み砕かれていった…
あぁ、オットー、それは揚げてあるのだよ…

かなりの分がなくなったのだけど、まだある揚げカシュー。
本日、チーちゃんがやたらと「ドーナツ、食べるの~」と言って駄々をこねていて何のことだかさっぱりわからずに「そんなものはうちにはなーい!」とかえしていたのですが、
どうやら「ドーナツ」ではなく、「カシューナッツ」を彼女は指していたらしい。

気に入ってしまったらしく、一日ポリポリ、数粒かじっている。
この傾向はまずい!…というわけで、残りの分は冷蔵庫にターさんに隠してもらいました。

ディワリの名残り、いまだに存在感を放っています。
意外といける、揚げカシューナッツでした。
食べ過ぎに注意。

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