2012年1月30日月曜日

サリーファッションショーとターさん別能力発見の巻

さかのぼる話、しかもターさんネタばかりですが。これまた妹がまだこちらに滞在中のこと。

妹が、メイドのターさんに興味本位で、「サリーを持ってる?」と聞いたところ、「もちろんです。」と返事。一度試着してみたいんだーという話の流れから、ターさんったら気前よく、「では明日うちから数枚持ってきますよー♪」と言う。前にも書いたかもしれませんが、こちらの既婚女性は4,50枚は所有しているらしい。

そんなわけで、急きょ我が家でサリーの試着会開催が決定したのでした。どこかサリー屋さんに行って試着しようか、などと妹と話していただけに、自宅で開催は想定外だけど嬉しい。そうだ、こんなに身近にサリーを持っている人がいたっ!

会話の翌日、ターさんは本当に4~5枚のサリーを持ってきてくれました。写真にあるようなキレイな刺繍のものや、普段着用のものも。刺繍入りは重たいだろうし、数枚持ってくるの、結構大変だったろうなぁ…

オットーはそもそも日中いない。なので新米ベビーの男子をのぞいたら我が家はガールズだらけ。
ふぉっふぉっふぉっ。
女子は万国共通ファッションになるとテンションがあがる。案の定、我が家のガールズ皆でワイワイ楽しく試着を楽しむことができました。試着、鏡でうっとり、そして写真撮影…笑

ちなみに、ターさん、体格が私たちの倍ぐらいある大柄の女性。
一体ターさんのサリーなんて着れるのかなぁ…と着る前は心配していたのですが、さすがサリーとは便利なもので、布一枚を体に巻いていくので着物と似て調整が利くのでした。

そして、上半身はアンダーシャツのようなあわせのシャツを着るのですが、ここでまたターさんの隠された能力を発見。ワイワイと私と妹、母との3人で試着をしている傍らで、ターさんは裁縫道具をつかってサササッとアンダーシャツを仮留めしていくのです。それを着てみると、大きいサイズだったはずのシャツが見事にフィット…

妹と試着のたびに自分たちの体になんとなく合ってしまうシャツに、「あれー?ぴったりだねー。」と驚き、それをターさんに言ってみると、着る人の体の寸法をはからなくてもだいたい目分量でわかるんだとか。その昔、お裁縫のレッスンも受けたらしいのです。唯一大変なのは、老眼で針のあなに糸を通すことだとか…。

へぇ~~。
ワタクシ、お裁縫能力がゼロに限りなく近いので、尊敬の眼差し…。
ターさん、色々特技があってすごい…。

さらには試着会の翌日。
ターさんは前日持参したぶん以外に、さらにお嬢さんが結婚した際のエンゲージメントパーティ時にお嬢さんが着たパーティドレスや、ターさんが着たパーティ用のサリーなども持参してくれ、それもまた試着させてくれました。

おかげで異文化体験に妹も母もとても喜んでくれました。サービス精神だなぁ。本当にありがとう、ターさん。こういうことを経験すると、自分も着物やせめて浴衣で外国人に体験させてあげられるようでありたいな、と改めて思います。

サリーの試着をしたら、やはり帰国前には一着ぐらいは仕立てたくなってきた!
そのときは(そのときも)ターさんに手伝ってもらおうっと^-^

サリー試着会、思い出深いひとときとなりました。

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