2012年1月15日日曜日

産まれました!

ようやくご報告。
先日10日に無事にベビーボーイを出産しました!

今は家に帰宅し、まわりの助けを多大に受けながら、新メンバーとの新しい生活リズムに踏み込んでいます。

結果から言うと、チーちゃんのときと比べて、はるかに安産で出産することができました。

本格的な陣痛開始から3時間前後での出産、そして希望していた自然分娩で産むことができました。おかげで体の疲れは前回とはけた違いに少なく済んでいます。

予定日だった9日に検診に病院に行ったところ、はじめは先生に「今日来てないなら13日あたりかしら~」と悠長に言われていたのですが、いざチェックしたところから先生が真顔で
「痛み感じないの?今すぐ入院しなさい。」と言われました。11:00

えーまじですかー。本当に痛みも何も感じないのですが~。
…という状況だったのですが、先生にそう言われてしまっては、入院するばかり。
とりあえず一度病院から帰宅し、しっかりランチを食べ、会社にいるオットーに連絡しておいて荷物をまとめていざ今一度病院に出発。その間もずっと、自覚症状がないため、不思議な気分。
まるで他人事。でもそれがかえって冷静でいられてよかったかも。13:00

ドライバーのプーさんもずっと半信半疑。
「インドの女性は陣痛が来てからふつう病院にいきますヨ~」、と言う。
いやあ、それは日本も一緒だわよ。

これから本当に出産するのかなぁ…と不思議な気持ちが続くまま、病院に向かい、再び到着。
もちろん、一人。スーツケースを一つコロコロ転がして、入院受付へ。13:30

ここで、受付がもたつき、なかなか手配してくれない状況に。
何度か「あのう~。私今日産気づいていて、入院したいのですが~」にはじまり、
「ちょっと!すぐに入院しなくちゃいけないんだから手続き早めてくださいよっ!」的アピールを繰り返し、ようやく50分程待機させられ、イライラしていたところにちょうど通りがかった担当の先生が。

「今入院?」と声をかけてきてくれたので1時間近く待たされてるんです、と訴えたところ、
鬼のような形相で受付数人に「何やってるのよっ!」と一括してくださり、
急にスクランブル状態でスムースに入院が進みました。

あぁ~。この時点で陣痛来ていなくてよかった、と心底思いました。
この時点では、相も変わらずまったく自覚症状もなかったけれど、受付の人々の前ではしんどかったフリをしていざ病室へ。14:30

病室で荷物を置いたら早速ナースが来て、LDRルームに案内します、と笑顔で言う。
あら、気が利いているなあ、直前のツアーかしらん…とついていくと、LDRルームに到着早々、別のナースが待ち構えてて、ベッドに寝てください、と言う。

えええっ?もう本番??
陣痛もないし、そもそも着の身着のままなんですけどっ??
もう部屋に戻れないの?と聞くと、駄目と言う。ががーん。

しぶしぶ言われるがまま、支給された病院服に着替えてみる。
それがまた、例えて言うと、金太郎みたいな前掛け服。
のちにその姿を見たオットーの表現を借りるなら、貧ぼっちゃまみたいな服で恐ろしく情けない。
ナースには、歩き回っていいですから、と言われたが、絶対に部屋は出て人様には見せたくない姿。

先生がLDRルームで再び内診。この調子だと夜に産まれるわね、と言う。
進み具合を見て、夜8時、10時頃に必要に応じて促進剤で進めるかを判断します、とのこと。
でもやはり自覚がないので、本当に??という感じ。

オットーが会社を早退して駆けつけてくれた。15:00
陣痛も来ないし、オットーと会話したり、本を読んだりお茶を飲んだり。リラックスタイム。
ついでに、病室に戻ってパジャマをとってきてもらったり。(これは本当に助かりました。)

ちょっと生理痛のような鈍い痛みを感じてきたような気がする。でも耐えられる痛み。20:00
促進剤なしでそのまま様子を見ることに。

話すのがしんどくなってきたのが22:30頃。
定期的な陣痛のリズムが来て、息苦しく背中をつりそうだったのが確か23:30頃から。
しんどくて吐きそうです、とナースに訴えたら、歩き回れば、と言われ、日付が変わった頃からLDRルーム内を徘徊開始。波が来るたびにオットーに背中をさすってもらう。

1:00頃、当直医が来て、先生呼びますね、と言っていた。(そろそろ苦しくて余裕ない状況)
1:30頃先生登場。

そこからが本人もオットーも驚くべき速さでお産が進み、1:48には出産。

わお!あそこに泣いているのは自分のベビーかっ??!
…でした。神業?!

長くなってきたのでディテールは割愛してますが、とにもかくにも、まずは我が家のひとつの山であったインドでの出産が無事に終えたことにホッとしています。

当日の受付の対応はともかくとして、先生もちろんナースたちの手際と対応のよさには驚きました。
担当の先生はもともとベテランの先生だったということもありますが、的確で迅速な対応、落ち着いた物腰のおかげで精神面、身体面両方において信頼しきることができました。

出産時、オットーは終始側にいてくれ、母と妹はチーちゃんと過ごしてくれていました。
メイドのターさんもドライバーのプーさんも待機状態でそれぞれの立場でサポートしてくれていたし、
つくづく大勢の方に助けられての出産だったことを身に染みて感じています。
感謝でいっぱいです。

さーて。
新メンバーも加わった新生活。
改めて、がんばらねば、です。

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