2011年8月28日日曜日

ただいま「メイ活」中

只今、「メイ活」中でございます。

「メイド探し活動」を略して「メイ活」と一部では呼ぶようで、まさに我が家も「メイ活」真っ最中です。

オットーが先に赴任している間も、結局本人誰にも頼らずにサバイバル生活を展開したので誰も雇わずでした。そして、ようやく私たちもそろったので、そろそろ探そうか、ということに。

日本では家の掃除、洗濯、食事の準備なんて当たり前なので、出来なくはないのでしょうが…。こちらは日本よりも家が大きい+とにもかくにも埃っぽい、しょっちゅう何かが起きる(壊れる、など)ので作業員など出入りする人たちとのヒンディでのやりとりを手伝ってもらうなど、やはりヘルプがないと、家事ひとつをとっても大変みたいです。

「大変みたい」と今はまだ言えるのは、チーちゃんがまだ学校に通い始めていないのと、日本からの家具の船便がまだ届いていないから、だましだまし、最小限の狭い生活範囲内のみ最低限のレベルで綺麗にし、使っていない部屋は見ないことにしているからです…

それだけでも、不思議とすぐほこりっぽくなるし、掃除だけでもかなり時間かかるな…という印象です。

洗濯については思いのほか簡単。各部屋にはたいてい天井にファンが設置されているのですが、ランドリールームと化している部屋の頭上のファンを最大限でまわして強風をあてると、日本よりもパリッと早く乾くので気分がいいのです。外に干せないのは残念…かと思いきや、考えてみれば日本にいても花粉やら梅雨やら仕事などを言い訳に、実際に洗濯物を外で干していたことは少ないかもしれないので…案外気にならないのでした。

想像はしていましたが、こちらは何でも色々と時間がかかり、買い物ひとつとっても、あの食材はこのマーケット、野菜はあの店等々、日本のスーパーなどのように用事を一か所では済ませられず、それだけでも時間を要します。食材入手だけでも時間をとられるのに、これにさらに家事も学校送り迎えも全てこなすのは超人的時間管理スキルでもない限り無理です。

っていうかそんなスキルがあったとしても、この国では思い通りにならない時間の流れが常のような気もしますが…。

さて、ちょっとそれましたが、話のはじめにもどして、メイ活中というわけで、徐々に面接をはじめています。メイド探しは色々だと思いますが、今のところルートとして実際来ているのは下記のとおり。

1.会社の同僚方のドライバーや現メイドからの紹介(彼らの親戚などが多い)
2.自分のドライバーからの紹介(親戚ではないと思うが、どこからか連れてくる)
3.飛び込み
4.日本人コミュニティの中での人づての紹介
5.マンションの上の階の人のサーバントから情報入手した飛び込み

一般的な話として、1.は仮に雇ってこじれて解雇した場合、紹介してもらった日本人の方に申し訳ないのと、紹介ドライバーと気まずくなるなどあるので、あまりお勧めされないとか。(我が家のドライバー説。君がその仲間ドライバーと気まずくなるからでは?と聞きたくなりましたが…)

2.は、今のところ、何人か来ましたが、当たりがないです。まず、英語力が足らない。
通じなさすぎて、いざお願いしたら、毎日のミスコミュニケーションでストレスを絶対に感じると思われます。人の疑い過ぎもよくないですが、ドライバーを介してしか意思疎通ができないとなると、ドライバーが裏で糸をひいているような気もして気分がよくない。…考えすぎかしら。
(ちなみに、ドライバー君は無茶運転ですが気の利くいい人です、嫌いではありません。)

3.これは急に来ます。予告もアポもなく、前触れなく、「ピーンポーン」とチャイムがなります。
新しい外国人が住み始めたらしい、等、近所(なのか、そういうメイドネットワーク間)情報がまわるみたいで、仕事を求めてやってきます。

マンションの門番(チョキ・ダールという)さん、あなたどんな仕事してるですか。何のためのインターホンなんですか…。何度もくらっていてもう慣れたけど、おかげでドアチャイムが鳴るたびにチーちゃんがビビッて私に焦って抱っこをせがむ、という図が当たり前になってしまいました。

チョキ・ダールが一応一緒にドアまで連れてくる場合と、希望者が単身でドアの前に現れる場合と両方です。バックグラウンドもよくわからないし、誰の紹介でもないのはちょっと気持ち悪いから避けよう、というのが現段階の考えです。一応話は聞いて、帰しています。

オットーが会社のインド人同僚に聞いたところ、もし本当に雇う場合はドライバーにはその候補者の住居や評判を聞きださせろ、用心したほうがいい等々言われたのもあり、慎重になります。当然ですよね。

4.紹介してもらいましたが、残念ながらXでした。約束時間に来ない、こちらから電話して来るのか来ないのかと問い訪ね、ようやく2時間後に到着して来れなかった理由を聞いたところ、(これまたドライバーの通訳を通じて)どうやら「忘れてました。」ということだったらしい…それはアウトですよね…。

紹介自体がそもそもかなり間接的だったし、採用してからクビにしたわけでもないので、日本人どうしで気まずくなることもないかな、というルートでした。

なので、ますます、アウト。

5.今日現在、実は最有力候補として残っているのがこの人。3.で避けようと言っていて矛盾があるかもしれませんが、飛び込みではあるので要注意ではあるのですが、一応、上のフロアの裕福インド人のサーバントの知人で聞きつけてきたとのこと。

ベテランメイドみたいで、以前は2家族アメリカ人家庭を担当していたということと、彼らからの推薦状を持参してきたこと、チーちゃんの反応も上々ということで、今まで会った中では最も英語使いも慣れ、話をすることへのストレスや不快感を感じなかった人でした。

…というわけで、どうなるかまだわかりませんが、私一人でしか会っていないので、念のためまたオットーと5.の人と週末にでも会って、感触を確認してから考えたいと思います。

あー早く決まるといいな、と思いつつも、焦って決めるのは生活に大きくかかわってくるので、ここはお国の流れにしたがって、ゆっくり構えて見据えていきたいと思います。

またアップデートします。
乞うご期待。


★写真は先日家族で行った、Grand Hyattでのお茶。
美味&久しぶりの優雅空間の中でのランチに癒されました。

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