2012年4月19日木曜日

隣の工事の進捗

とうとう壁がほとんど解体されました。
よくぞ手作業でここまでやった。えらいぞ、お兄さんたち。

地道な作業には感心ですが、悠長にほめている場合ではないのです。解体が終わったら、とうとう土台をつくるために地下を掘りはじめるはず。

作業員がどんどん増えていく。
工具も増え、違う音も増え、そのうち作業員は家族も連れてきてテントも張り、作業員の子どもたちもまわりをうろちょろするはず。

トラックの行き来も増えるだろうし、煉瓦も積み上がり、粉塵以外にも何やらわからんケミカルなども飛ぶかもしれない…作業員が病気を持っている場合もあるし、持っていなくても蚊を寄せ付けるとも聞きます...

あくまでも想像ばかりですが、やはり留まるべきではない、と思うのです。

ただ、ふとしたとき、たとえば工事の音が止んでいるときなど、ようやく我が家として慣れ親しみくつろげる空間となってきた今の住まいが無償に恋しくなります。
気に入っていた窓からの木漏れ日や小さな空間、キッチン。
環境を整えることが大変であるからこそ、ますます手放したくなくなるのです。

ひょっとして、隣の工事、ちょっと我慢すればいいことなんでは??…と魔がさしたり。
大騒ぎしすぎ?とか。

でも、また騒音がはじまったり、工事の人と外出時に目があったり、K坊の鼻の詰まりがひどかったりするのを見るたびに、あぁ、ここにいてはいけない、とはっと我にかえります。

甘い考えでいてはいけない、と自分に言い聞かせてます。
家族の健康を最優先に考えたら、多少の不便をコストをこうむってでも、
留まって身に降りかかるリスクを受け入れるより
引っ越して迎えるリスクに立ち向かうほうが前向き。
そしてそこでまた新たに防衛線を貼っていけばいい。

工事に伴い、もともと狭かった家の前の駐車スペースもさらに狭く、
我が家含む住人たちの車も場所の取り合いです。

そこに工事の関係の車も加わり、家の前の通行がもともと多いため、ことあるごとに家の前はプチ渋滞。実は何度か衝突事故も起きています。

そういう意味でも、前々から我が家は駐車条件が悪すぎるとごねていたドライバーのプーさんも、今回の引越しは大賛成。

「マアム、今回の引越は悪いことではありません、チャンスです。引越しできるなら、引っ越ししたほうがいいですよ。」
そう何度も言ってきます。

確かに、駐在で、かつ会社がOKと言ってくれているからこそ動ける身です。
本来こちらに住んでいる人たちだったら、そもそも隣が工事しようが他に移れる選択肢がないのですから。

チャンスと思って、次の住まいも住みよい自分たちの家にしようと思います。

出先に家の前で見かけたトラック。
やはり手作業で、頭にでかいザルを載せた兄さんたちが順にやってきて、ザザザ、とこのトラックにがれきを流し入れていきます。

早く次の住まいを見つけ、早急に引越ししなくては。
焦るな焦るな。
でも、行動は早急に。

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